ワンゲートロジックの賢い買い方

ロジック基盤を自分で製作しようと考えているなら回路図作成だけではなく、部品購入を考えておかなければなりません。最近は無駄な回路の削減やスペースの有効活用を目的としてワンゲートロジックを使う人が増えてきました。これまでの汎用ロジックと回路上は同じですが、一つのパッケージにゲートが一つだけとなっているため、基盤を作る時に考慮しなければなりません。それを理解した上で積極的に活用してください。ただ、汎用ロジックと同じようにメーカー間の互換性は保たれていますから、継続した利用でも問題はありません。このようなロジックが登場した背景には高密度実装や回路の高速化があります。個人レベルでのプリント基板設計も請け負う業者が趣味レベルの作業を支えています。これはスマートフォン全盛の時代になっても変わらないのでしょう。

ワンゲートロジックは無駄な回路がない

汎用ロジックと比べるとすぐにわかりますが、足の本数が必要な数だけになっています。その分サイズも小さくなりますが、ゲート当たりの単価は少し高くなります。汎用ロジックのようにたくさんゲートが含まれていても使わないのであれば結局無駄となりますから、間違った選択肢ではありません。自分が作ろうとしているプリント基板のゲート数を数えておきましょう。ロジック回路の規模によって部品の選択肢は変わってきますから、十分な検討を行っておかなければなりません。趣味だとしても、確実に動作しなければ意味がありませんから、無駄な回路を省くことは回路の大敵であるノイズ除去の効果も期待できます。また、電源周りをシンプルにすることで安定動作が期待できます。ロジック回路では図面に出てこない微弱な信号が不良の原因となることが少なくありません。

ワンゲートロジックはスペースが有効活用できる

ロジック基盤を製作する時に実装する部品のサイズによって全体のサイズが決まります。これまでの汎用ロジックであれば、使っていないゲートがあっても、ある程度のスペースを確保しなければなりませんでした。しかし、ワンゲートロジックの登場により必要なゲートの数だけのスペースさえあればよくなりましたから、無駄なスペースは減少しています。結果的に装置全体のサイズは小さくなっているはずです。同時に無駄な信号ラインが少なくなり、回路全体がシンプルになります。プリント基板設計においてスペースの有効活用は非常に重要なポイントですから、装置のサイズを小さくすることによって利用範囲が広がって行くことでしょう。もちろん、サイズはそのままで安定した動作のために部品間隔を確保するケースもあります。いずれにしても設計の自由度は高くなっています。